起業の言葉

現在日本では潜在的起業希望者が300万人、起業準備者 84 万人、年間起業者が 22 万人と言われています。300万人もいて 22 万人しか起業しなのです。意識や文化の問題、国の制度や環境の問題、そして、失敗への不安。これらが起業への1歩を躊躇させます。

僕は起業する人に「覚悟」とか「人生をかける」みたいなことを言いたくないです。たかが起業です。1歩下がればわかります。覚悟なんて言っている人の方が危ないです。

準備に「完璧」ということはあり得ません。 

完璧かどうかは結果でしか判断できないものです。

石の上にも3年と言いますが、あれは昔の話です。  

ネットベンチャーがマーケットを席巻した2000年ぐらいから、IT関連の技術進歩の速さは「ドッグイヤー」と言われるようになりました。犬の1年は人間の7年。そんなスピードでインターネットのマーケットは動いています。 

最近僕が言ってるのは 石の上にも「3カ月」 です。

お客様の話を聞き過ぎるとみな同じになってしまいます。 個性化、差別化とは逆行します。

最悪のことが最悪のタイミングで起こるのが起業 です。

「勝負は下駄を履くまでわからない」と言いますが、 起業の世界では下駄を履いてもわかりません。

サッカーや野球に例えるとしっかり守って相手を0点に抑えれば、負けはないです。 

勝ちもないですが、引き分けです。 引き分けは勝ちも同じです。

もし、何かの間違いでこちらのチームが1点でも取れば勝ってしまいます。 

ですから、まず、守りが大切です。

見栄が借金を作ったのです。 

仕事もないのに、なぜオフィスがいるのか?これも見栄。

その時点で固定費をなくしていたら、借金もこんなには増えていません。 

見栄は高くつきます。

チャンスはゴロゴロ転がっています。いっぱいあります。  

でも、自分の家の中や自分のオフィスにはありません。チャンスは街に転がっています。外にあるのです。

 「そこにいる」、チャンスの場にい合わせることが大切 です。

チャンスの場とは、セミナーや飲み会、同窓会やマンションの理事会かもしれません。

どんなことがチャンスにつながるかは、行ってみないとわからないのです。

あなた自身がオンリーワン・ナンバーワンであり、ブランドです。

あなたの物語が商品やサービスを「ブランド」にする のです。あなたがどこで生まれて、どこに育ち、どんな人生を送ってきて、この事業に辿りつき、これから、この事業をどのように育てたいのか?  何を目指しているのか? これらすべてが物語です。個性そのものです。 自分物語で勝負です。

まず商品やコンテンツありき、と思うのは大間違いです。  まずは「売る」力と、「応援する」力を鍛えることをお勧めします。 

オリジナルコンテンツを持っている人が陥りやすい間違いは、自分が「伝えたい」こと、「こだわる」ものを売ろうとすることです。そこに大きな落とし穴があります。

質の高い商品やコンテンツを作れば売れるはず、という発想はやめて、まず売り上げ経験を積み、その中から掴んだお客様のニーズに応える商品を設計しましょう。

ビジネスでは、人に好かれなくてもいい。そのかわり信頼される必要がある。

会社の場合、倒産したり、任意整理をしたり、廃業したりすることが失敗なのでしょうか? 「30 代での起業に失敗しました」って話をある銀行の偉いさんにしたら「話を聞いたら、それは失敗やないよ」って言ってくれました。彼の失敗の定義は金融機関のブラックリストに載ることみたいです。 同じように成功の定義も十人十色。100人いれば100とおりの成功があります。

成功している事業を見てください。がんばっていますか? 

もちろん、相当な企業努力をされていると思います。

でも、創業期のようながむしゃら感はないように僕には見えます。 

僕は、創業期の「がんばりから出る成果」を、申し訳なのですが「歪んだ成果」と言っています。 

普通にやって普通に売れる商品がベストです。

言葉シリーズ